クーの自由研究

マスターのかえるのクーは、弟子達の召喚術により新たな依り代を得てⅡ世として復活しました。

注文していたメモリが届いたので(ひとやすみ)

メモリテストは新規装着時に必ず行っています

こんにちわ。こんばんわ。かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

DDR4メモリの最安値が更新される今日この頃、懸案であったメモリ増設が完遂しました。これで、メインマシンは256GB (32GB×8) 、サブマシンは128GB (32GB×4)とカンストです。

最近メモリを限界まで多用するプログラム実験をいろいろしていたので、勢い余って(今年でもともと増設完了の予定だったのですが、資金不足で見送り傾向でした)購入した次第です。

長年、自作をしておりますと、特にメモリ周りの初期相性と、電源の5年以上経過しての劣化に敏感になります。過去に何度も痛い経験をした「甲斐」があって学習した結果です。

メモリテストは必須

・メモリ初期購入時には、必ずMemtest64系で3周以上させる。

※ずっと過去(DDR3初期時代高速1.65V動作版:定格)では「これ」をしていなかったため、1年以上原因不明の不調に悩んだ時期がありました。きわめて高負荷のときに不調になるのですが、原因はメモリでした。(たぶん相性系)Memtestではこれを確実に検出できました。

放置プレー2日で9回もまわしてしまいました。(娘が修学旅行(「コロナ流行で中止」の温情リバイバル!)に行っており!?2日間ブレーカは落ちませんでした。)

電源も大事

・電源系は信頼のおけるメーカの同系列のものを複数準備し、交換切り分けできるようにするとかなり楽になります。現時点では、cosair RM850x (2018年版)に絶大な信頼をおいており、ATX/MicroATX系全7台+予備1台ほぼすべてをこの電源に切り替えております(半分は中古)。ほぼなのは、1台のみRM850 (Xなし:ちなみにx付のほうが優秀です)だから。

トラブル原因が結局「電源だった」のが2回続いたため、「電源とっても大事!」「電源は確実に(安定度が)こわれていく」との再認識から「古い使いまわし電源の全部置き換え」決断の結果そうなった次第です。

わたくしの使用範囲では(ニューラルネット全力学習計算系以外は)ほぼRM850xの「電源」ファンが回らずとても静かです。

RM850x CP-9020180-JP 製品画像

電源はサイレントキラーな側面があり、他の部品と違って「じわーっと不調になる」ことがあります。(操作感覚的に安定度が下がっている気がしてくる。具体的な「エラー」がでるまでには至らないが、何か調子が悪い気がする程度。プチフリーズや一瞬の操作性の感覚違いでわかる感じ)切り分けも難しいので注意が必要です。わたくしにとってはハードディスクの次に「経年劣化で確実に壊れる(安定の劣化含む)」部品です。

とはいえ、PC部品系のなかでは(規格の安定度を含め、事実上使いまわし的に)一番長持ちするイメージがあります。当製品は10年保証品なので、あと5年くらいは大丈夫の「はず」ですがそのあとの「交換」時期がほぼ一斉にくるので切り分け・代替可能な同製品でそろえるのも善し悪しかもしれません。

余談ですが、海外サイトで電源の負荷電圧変動を本当に詳しくレポートしてくれているサイトがあります。このサイトの中でもRM850xの総合的安定度合は群を抜いております。

2018版のものもあったのですが、見つかりませんでした。2021版のほうが優れていたはずです。

該当製品についての通常の細かな電圧変動傾向をアプリで測定しておき、「不調かも?」のときに比較すれば、「電源が調子わるそうかどうか」程度は把握できる大きなメリットはあります。

(マザーボードで検出可能程度の電源変動はPCアプリでグラフ化できるものがいろいろあります。よく使うのが「OpenHardwareMonitor」というソフトです)

といわけで、メモリテスト+αを言い訳に小休止でした。

Memtest86+ノススメ

皆さまもぜひ、購入時や、劣化部品判定切り分け時にはMemtest86+ を使ってメモリテストをしてみてください。USBメモリにイメージを作成してBoot指定して放置するだけです。

その他注意点:

今回グラフィックカードがNVIDIA RTX-3060のマシンで行ったのですが、ファンコントロールはドライバ任せのようで、ドライバが動作しない?Dos系チェックプログラムでは「GPUファンコントロールがうまくいかないようで」、PCケースごと超絶熱くなりました。さすがに途中でやめてRTX-1060系に差し替えてテストしました。こちら(1060系)もそこそこ熱くなるのですが、触れるほどなので、問題ないと思います。

最近の高火力グラフィックカードを使っておられる方で、Memtest系を実行される方は、別のVGAカードにしてからテストすることをお勧めします。場合によっては本当に燃えるくらい熱くなる「かも」しれませんので。

現在RTX-10xx系は1枚だけなので、今はサブマシン(128GB)に刺してこちらのメモリをテスト中です。→結局まる2日回しました。

室温40度近くの劣悪環境でエラーなしなので、問題なし!です。

最高性能の「空冷」CPUクーラーでもCPUが88°Cいっていたようです。さすがにそれはよろしくありません。(5950xの仕様最大温度は90°Cです)