学生の頃は分った気になっていた気もします
数学は好きなほうだった、かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)です。さすがに身近に虚数/複素数を感じるものがないので、完全に忘れてしまっています。
もともとは電子工学系だったので、数式は複素数や e(自然対数の底:ネイピア数)はあらゆる式にでてきて、当時はあるていど分かっていた気がします。(気のせいかも?)
昔打った篠塚です
最近は流行に乗ろうと、量子力学や量子コンピュータの本を買うようになったのですが、昔よく見た式がたくさん出てきて、変にノスタルジーに浸りました。量子力学の講座では、初歩として電子が1次元の井戸型ポテンシャルの中でシュレディンガー方程式を解くのですが、井戸の境界の外にも存在確率が発生するケースがあり、トンネル効果として知られているものです。微細な半導体には必須の計算(の基礎の基礎)なのですが、結局そちら(電子工学)の領域には(職業的に)進みませんでした。
余談ですが、量子力学の教科書には猫も解釈論もでてきません。(今時はコラム程度には言及があるかもです)
オイラーの公式は美しい
電磁気学や量子力学にはオイラーの公式の変形がとてもよくでてくるのですが、その数式が意味するところが若いときのようにイメージできません。(若いころは)次元の違うところで何かがくるくる回っているイメージがあったような「気」もしているますが、ほとんど覚えていません。イメージできなくても数式はかわりませんので、落ち込まないことにします。
美しいこと、このうえありません!
電子の存在確率の勉強(≒量子力学)が、実は量子コンピュータの基礎・原理そのものであったことに驚きです。技術は流行。盛衰がありますが、数学は何年たっても変わらないことに感動です。(あたりまえですが)
数学好きだったにもかかわらず、今は娘の数Ⅰの図形問題も解けません。
それさておき、「自己符号化器」で「複素数」の計算をするとなると、復習が必要です。
このブログではこのあたりの説明は一切できない(わからない)ので、諸先輩方の資料を参考にして勉強します。(自分が勉強するためのものです。ブログ的には貼り逃げです)
う~ん。まったく容赦ありませんねぇ。
なんとなく雰囲気はわかるのですが、まだピンとこない感じです。。。
何度も読んで勉強をすすめます。
どうでもいいですが
高校のときの数学先生2人が複素共役の呼び方を「ふくそきょうえき」と呼んでいて、以来すっと私も「きょうえき」と呼んでおり、なんと大学の教授のえらい方も「きょうえき」読み派でまわりの先生も右にならって「きょうえき」読みだったので、「きょうやく」が正しいとわかった今でも「きょうえき」と読んでしまうクセがぬけません。刷り込みとはそんなものです。
「きょうやく」がただしいく、役は軛(馬車をひく左右の馬に渡す軛(くびき:ヤク))のことだそうです。ずっとしりませんでした。