宝くじが当たるのが待ち遠し今日このごろ
お暑うございます。かえるのクーの助手の「井戸中 聖」でございます。
お盆は帰省を拒否されたので、自宅で環境構築の自由研究を進めます。
並列計算環境MPI等のVMWareでの構築練習は軌道にのってきましたが、非常に時間がかかるのでのんびりやることにしました。
それよりもクラスター実環境についての研究(お勉強)をすすめる必要がでてきました。あいにく、手元にテスト用のマシン実機がなく、「買わないと実験できない」と思っていたら、最近ディスクが壊れたネットアクセス専用マシンが使えるかもしれないと思いあたりました。
マシンはASRockのN3700Mマザーボード(CPU ONボード)ですが、ネットアクセスには重宝しておりました。ディスク容量が少なくなったので、6TBの格安ディスクを買ったら3か月もたたずに壊れました。ディスクはいろいろ買いましたが初期不良以外では最短記録です。もう(わたくしの中で)ハードディスクの時代は終わったと感じた瞬間でした。(あぁ、HGSTの時代はよかった。)保証期間内ですが、面倒なので保証を使うか微妙です。
さて放置していたこのマザーボードのスペックを調べるとPXE対応であることがわかりました。古いのにやるじやん。
夏休みのお題:PXEでディスクレスマシンを構築しよう
PXEとは
だそうです。クラスタの実環境を作るうえでは必須の技術だと感じましたので勉強することにしました。(各ノード機はディスクレスの予定です)
このボードを使用して、Linuxをディスクレスインストールしてみます。
PXEは自宅クラスター/MPI以上に記事がなく、人気がないことがよくわかります。
とはいえ、ネットが10Gとか40Gとかが当たり前になってくればもう少し人気がでるような気がします。
今回は実験・練習本体ではなく予告だけです、あしからず。
なお、宝くじがあたったら
お庭に実験棟をたて、十分な電源契約のもと、256台くらいのミニミニクラスタ構築するので、ご期待ください。(RTX2080Ti×256台なので、CudaCore数ベースで 1,114,112コア(4352*256)。単純論理計算で3.63PFLOPS 程度です。京の論理値が11.3PFLPOS程度だったので、それよりは低いです。まして富岳よりも(実測1.42EFLOPSよりも格段に低いです)ご予算は実験棟建築+諸設備こみで2億円くらいをみこんでいます。7億円なので余裕です。(宝くじは当たるまでいろいろ考えるのが楽しいんです)
では、学習を開始します。部屋にエアコンがなくても頑張ります!
あ、中古InfiniBand Swich(36ポートFDR)は既にとどきました。とてもうるさいだけのマシンです。(静音化)改造はあらためて行います。なお、この改造企画は宝くじがあたったらお蔵入りになりますのでご了承ください(最新型(200GBpsもしくはその次期)のスイッチを完全防音&宇宙線対策した実験棟で稼働させます)
あ、クラスターノード実験用の最新機器がどうしてもほしくなり、クリックしてしまいました。(AMD Ryzen 5 3500 BOX + ASRock B550M Pro4)×1 です。
何か月後からの未来から前借りです。正当なセカンドマシンの購入は先送りになりそうです。
でもこれで、InfiniBandカードのフルパワー実験ができます!
お盆中にとどくといいなぁ。(買っとけばよかった)