はじめに
クーの助手ですが、クーが冬眠中なのでお気楽な「井戸中 聖(いとなか あきら)」です。
初音ミクの試用版・体験版の英語 / ENGLISH版をダウンロードしてやってみました。
PPAP! = Please let me Produce Angel's-Phonic ! project
英語版の体験版はV3のものしかありませんでしたが、
そちらのグラフィックは苦手なので、こちら(V4)をはります。
マジでほしくなりました。
おおまかな内容
12/23にお試し版をダウンロードして入力してみました。2週間がんばります。
お試し版・体験版はV3ですので、V3での内容になります。基本的なところはV4と同じと思っています。
目的・実施内容・結果
初音ミクの声と、目指したい声を比較して張りたかったのですが、さすがにオリジナルはNGなので、初音ミクOnlyとコーラスだけうすーくミックスしたものを置きます。
オリジナルの声は、もしも興味があれば是非CDを探して(もしくはダウンロードして)聞いてみてください。
考察
特定の人物の姿、形、声に似せること
歌い方やお化粧、発声方法、しぐさ、ファッションをまねることは問題ないが、その人の権利に抵触しそうなものはNGだと思われます。なので、PPAPプロジェクトのAPは「Angel's-Phonic」(造語:天使の歌声的ななにか)とします。(心の中ではAP≒Amanda Parsons。でもAnnie HaslamもKaren Carpenterも研究します。でも今後個人名はだしません。 )
初音ミクを入力として出力を「Angel's-Phonic」に変換した作品を公開すること
過去の運用より、エフェクターやボコーダのたぐいであれば問題なしとみなされる見解が多いので、[PPAP!]プロジェクトは問題ないと思われます。スペクトグラムやフォルマントを変更するものなので、ボコーダ扱いでよいと思われます。
PPAPのソフトウェアを公開すること(できたとして)
高度な音声モーフィングが可能であれば、いろいろ問題があるのでソフトの公開は控えるべきと考えます。例えば人工知能は公開していいが、特定個人の知能複製(アインシュタインと同じ知能など)は公開しないほうが賢明であると考えられます。
コアとなるアルゴリズムであれば公開は問題ないと思われます。(できる気でいるから書いていますが、できないこともあるでしょう)
経過報告
初音ミクが歌ってみました。
ダウンロード1日目で、いままで触ったことがないので、だめだめなのはご容赦ください。雰囲気だけ感じてもらえればと。なお、いずれも最初の数秒は無音ですのでご注意ください。
該当曲はコーラスは主要3パートあり、オーバダビングで一部重ねている感じなので3声以上ある部分がある気がします。そのうちの1パートを歌いました。
3人の声がとても似ているので、特定の人のトラッキングになっていないかもしれません。また、明かに間違っている音がいくつかありますが、「お試しで作ってみた」だけなので気にしません。(本当はがんばってもできない)
また、もともと歌詞(Lyric)と歌があっていないところがあり、しかも3パートバラバラな歌詞を歌うところがいくつもあるので聞き取れません。むりやり単語を入れたので歌詞とってもいい加減です。特に中盤は何語かすらもわかりません。
なお、2(ベース、フルート入り)のほか1(初音ミクのみバージョン)をアップするつもりでしたが、保存に失敗(というかミク側での保存を忘れた)して全部 La La La ♪になってしまったので貼れません。あ、まだ使っていないパラメータがたくさんある!もっとハスキーにしたりできるんだ~。もう一度いれなおそうかなぁ。(つづくかも)
下は極薄ミックス版です。とってもグレーな感じがします。
まとめ
初音ミクはとってもよくできたソフトだと思いました。
いいところ
英語の発音記号を入力する感じだとおもっていたら、英語を入れたらそのまま発音変換してくれて歌ってくれます。
また、長さなどから音節で自動的に割り当てをしてくれます(たまに意図通りになりませんが、音節の切り方はとても自然です。)
関心しました。
難しいところ
音程によっては歌の感じがまったく異なります。
高かったり、低かったりすると途端に不自然になりました。
このあたりを自然にするのがノウハウなのだと思いました。