クーの自由研究

マスターのかえるのクーは、弟子達の召喚術により新たな依り代を得てⅡ世として復活しました。

計算機音楽

計算機音楽の自由研究(準備:その2)~フーリエ変換の窓サイズを決めます

準備はまだまだ続きます 実験の前にパラメータなどの細部の調整をします。 もっと粗くしてもよかったり、逆にもっと細かくするべきパラーメタを確認します。 おおまかな内容 今日はフーリエ変換の窓のサイズと波形の端っこのフーリエ変換をどうやるか考察し…

計算機音楽の自由研究(準備:その1)~実験のデザインをします

神様でも冷やし中華でもなく自由研究はじめました 今年の自由研究は冬眠後忘れた言葉や記憶を思い出すための準備期間としてなかなか始動していませんでした。寒さが薄れるにつれ、ようやく体調も安定してきましたので、ことしも自由研究を始動します。Python…

初心にかえる

計算機音楽のカテゴリ 「計算機音楽」はボクが検索するせいだとも思いますが、グーグルで「けいさんきお」とまで入れると「計算機音楽」が選択肢に現れるようになりました。 これは『「計算機音楽」というカテゴリが形成された。』と言ってもいいのではない…

自由研究の準備(その11)Pythonで音をフーリエ変換(FFT)して分析します

はじめに さて、自由研究の素材を「画像:MNIST」から「音:Sound」に変更すると宣言してから幾年月。ようやく大詰めを迎えました。いよいよ大御所にしてラスボス「フーリエ変換」FFTの登場です。前回のlibrosaでも内部的には大活躍でしたが、直接対決です。 …

自由研究の準備(その10)pythonライブラリのlibrosaで音楽を解析します

はじめに LibROSAとは、音楽やオーディオ解析/分析のためのpythonパッケージです。 Brian McFee氏らにより開発され、現在も頻繁に改良されています。(2016/09時点の登録バージョンはpypi,Anaconda Cloudともに0.4.3)開発者本人による説明(scipy2015での発表y…

自由研究の準備(その9)PythonでのMIDI操作(SMF編)

おおまかな内容 pythonでSMF(Standard MIDI File)を扱うライブラリを確認します。python-midiとpretty-midiを両方入れるのがトレンドのようです。pretty-midiはpython-midiに依存していますのでpretty-midiだけ入れて使うことはできません。 Midi系ライブラ…

自由研究の準備(番外2)~ubuntuで音を鳴らそうザオラル!~

はじめに 神殿にて、壮絶な戦いをくりひろげた瀕死のパーティ。もうだめなのか?ボクのレベルでは使える呪文はこれが精いっぱいだ。はたして生きてここを出られるのか?「その御名において生命の炎尽きたる [この者]の身に魂を甦らせたまえ ザオラル!」こう…

自由研究の準備(番外)~ubuntuで音を鳴らそうなんまいだ~

言い訳 そのいちーっ!! pretty-midiインストールして実行したらへんなエラー出まくりーっ!!Windowsでシーケンサオブジェクト動かなくて、それならOSとっかえでubuntuいれるべ、とインストールしたら、すんなりはいるも、QUAD-CAPTER認識してくれず、いろ…

自由研究の準備(その7)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編2)

おおまかな内容 引き続き、MIDIのリアルタイム操作に関連することを確認します。今回もpygame.midiを使います。 (これは画像サンプルです。ページの下にある埋め込みがこのように表示されていれば再生ができます) なぜやるのか・どうなると思うか 和音やベ…

自由研究の準備(その6)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編)

おおまかな内容 PythonでリアルタイムにMIDIの操作が、どのようにできるか確認します。pygame.midiを使います。 なぜやるのか・どうなると思うか サウンドの次は音列の実験をするつもりです。せっかくなので外部のMIDI機器も操作できるようにしておこうと思…

自由研究の準備(その5)Pythonでのサウンド操作の確認

おおまかな内容 実験(その7)までの振り返りの結果、素材を「サウンド」にします。 自己符号化器の入力と出力をサウンドにするにあたり、Pythonでサウンドを操作する方法を確認しました。 なぜやるのか・どうなると思うか これができないと実験になりませ…

計算機音楽~機械学習で「音楽」を学習します~

計算機音楽のススメ このブログでの研究の本当の目的は『機械学習で「音楽」を学習させ、音楽の分析や作曲や演奏』をさせることです。単に従来の曲の模倣でなく、いままで聞いたことがないような音楽ができたらいいなと思っています。とはいえ、「現代音楽」…