クーの自由研究

素朴な疑問を実験します。ボクと一緒に螺旋階段を頂上まで登ってみませんか?貴方の影についていきます。

計算機音楽

計算機音楽の自由研究(準備:その5)改めて自己符号化器をコーディングする

はじめに 昨年作った自己符号化器:AutoEncoderを改めてコーディングしなおすことにしました。 昨年はMNIST(画像:図形)をやりましたが、今年は自己符号化器で「サウンド:波形」を扱おうとしています。下の画像部分をサウンドに置き換えて学習させようと…

計算機音楽の自由研究(実験:その2.1)完成したサウンドデータベースを機械学習してみる

ゆるゆる再開 実験その2では波形データをちゃんとした前処理もせず、むりやり「学習」してみました。(入力データは各音、12800サンプルの固定の長さにしている) 入力した音の波形データをそのまま自己符号化器にかけているだけなので、「学習」といえるか…

おたまじゃくしさんのおーとまとん~インストール編

おたまじゃくしさんのおーとまとん~インストール編 さらにおたませしました!全国の「おたまじゃくし」のみなさん。そして、全国の小中学生のみなさん。おとうさん、おかあさんからお許しはでましたか?プログラムのインストール(プログラムを入れて動くよ…

おたまじゃくしさんのおーとまとん~拍子編(プログラム)

おたませしました おたまじゃくしのみなさん。全国の小中学生のおともだち。おまたせしました! ゲームとしてもうすこしちゃんと作るつもりだったのですが、かえるのクー(このブログの主(ぬし))と相談(そうだん)して、実験レベルのものを公開(こうか…

計算機音楽の自由研究(準備:その4.2)サウンドデータベースのタグを調整する

この記事は経過報告にすぎません 単なる個人的な記録です。 実験は淡々と面白みのないフェーズへと突入ですが、ボク的にはここからが面白いのです。音の学習の場合、どのようなハイパーパラメータがいいのか。バランスのいい学習とはどんなものか。「細かす…

計算機音楽の自由研究(実験:その2)完成したサウンドデータベースを機械学習してみる

はじめに 最近はブログの日記形式を「完全無視」して、やっているお題についてブログを2~3日もしくは1週間くらいかけて、実況で修正していくような書き方をしています。書きなぐりなので、一貫性はなくなりますが、逆にリアリティがでる感じがしています…

計算機音楽の自由研究(準備:その4.1)データセットとデータベース、どっちが好き?

どっちもデータ さて、(個人的な)衝撃の発見からはや1日、さっそくNSynth Datasetを扱い易いように複数ファイルをまとめた「データベース」に変換してみます。 何度も貼っていますがNSynth Datasetはこちら。 magenta.tensorflow.org 30万ファイル近くも…

計算機音楽の自由研究(準備:その4)機械学習に適した音・サウンドのデータセット「あるよ」

寸劇 かえるのクー:「マスター。ひさしぶり、お疲れっす。ジンジャエールがいいかな。リーズ・ジンジャー・ブリューなんておいてないよね」 マスター:「...あるよ。」 マスターはコースターの上にグラスをおいて、ビンからリーズ・ジンジャー・ブリューを…

計算機音楽の自由研究(実験:その1.1)サウンドの機械学習ファーストインプレッション

はじめに 無理やりではありますが、サウンドを自己符号化器で機械学習することを開始しました。最初の印象はあとあと薄れていくので、この時点の「感触」を記録しておきます。実験報告に関する方向性も考えてみます。(内容はほぼ雑記です) 波形をそのまま…

計算機音楽の自由研究(実験:その1)フーリエ変換かけずに波形のまま自己符号化器にかける

はじめに 考えてみれば、今年はじめての実験かもしれません。 昨年作った画像用の自己符号化器に対して、無理やり音の波形データを学習?させて、エンコード、デコードがどれくらいできるかやってみます。 我ながらとっても無理があるお題ですが、なにごとも…

計算機音楽の自由研究(準備:その3)フーリエ変換しないで学習?

はじめに サウンドデータベースは地道に録音中ですが、完成をまっていたのではなかなか実験が開始できないので、現在録音ができている範囲のデータベースで基本的な実験をします。今回はその予告(予想/仮説)です。 お題:音をフーリエ変換もせずにそのまま…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.6)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(七夕編)

これまでのおはなし ク-の住む赤丸星は、惑星の回転軸の北方向であるオロチ星から弾道遊星(ICBMISBP:Intersteller Ballistic Planetary)攻撃を受けていた。いまやオロチ星からの弾道遊星群は赤丸星域へと亜空間ドライブを解き、大群となって赤丸星を目指し…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.5)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(滅亡編)

これまでのおはなし 弾道遊星攻撃をしていたのはオロチ星の異星人であったことが判明したが、異星人は不条理にも無条件降伏を要求する。総司令の品のない"暴言"ともいえる回答が異星人を激怒させ、即刻一斉攻撃が開始された。あと4日で大量の弾道遊星が、赤…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.4)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(開き直り編)

これまでのおはなし 危機に関する一般への情報開示はきわめてゆるやかに、そしてすこしづつ行われたので、蛙社会的パニックは発生しなかった。一部学生が「我々はだまって茹でられるつもりはない!」と大規模なデモを行ったが、冷気放射器によって強制冬眠さ…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.3)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(ど根性編)

これまでのあらすじ 北の方角から星間弾道遊星の攻撃をうけた赤丸星の科学者は、その制御技術向上により命中精度が各段に進歩していることに愕然とする。このままでは赤丸星の住人、すなわち蛙類はあと1か月で滅亡するという高精度の予測が提示された。別の…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.2)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(実践編)

はじめに 機械学習用のサウンドデータベースについては、「音の機械学習」に興味のある方に使ってもらえるレベルのもの(汎用性がある。統計的にもそこそこ多い要素数といえる。)を目指そうと思っていました。考え方を改め、「汎用性のあるサウンドデータベ…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.1)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(特別編)

はじめに 連投はやっぱり無理です。ごめんなさい。 (6月末まで反省キャンペーン中です。内容を順次リファインします。) サウンドデータベーステストサンプルです 準備:その2.9で結合した機械学習用の音です。聞くと、結合されただけでありがたみはあり…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(発動編)

はじめに ファイルの結合ができたのでタグ情報を付加してみます。前回「結合編」と付けましたが、今回も続きのためXX編にしようと思いました。いいのが思いつかないので助手に意見を求めたところ「発動編がいいのでは?」「最初のは接触編にしたほうがよか…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.8)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(結合編)

はじめに 今年は春のけだるさ病*1にはかからなかったようです。熱中できることを持つことは素晴らしいと感じました。 (準備:その2.6)で、一連の音の作成(たとえばあるVSTi音源のMIDIノート21~108の音)までは、設定して実行すれば簡単に行えるように…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.7)~wavファイルのフォーマットを勉強する

はじめに 今回は(機械学習向けの音のデータベースとして使用する予定の)、wavファイルへの波形情報以外の情報の持たせ方と、Pythonでの波形情報以外の取得方法について確認します。準備が進まず、実験にまだまだはいれません。準備ブログについて、亀の歩…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.6)~サウンド学習実験用のデータベースを考える

実験用のデータについて MNIST*1の楽器版のような機械学習用の(音の)データセットを探しているのですが、ボクの実験に適したモノは見当たりませんでした。MNISTの音版/楽器版データベースは誰もが作ろうと思うはずで、どこかに必ずあるはずですが、見つかり…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.5)~改めて音を情報として扱う基礎を復習する

はじめに サウンドを本格的に扱うにあたり、基礎知識を整理雑記します。いろんな本を読みましたが、単なる備忘録でおもいつきの羅列のため、正しい理解に興味のある方はリンクの方を参照ください。(本当は実験をしてないのでネタがないだけです。穴埋めのた…

計算機音楽の自由研究(準備:その2)~フーリエ変換の窓サイズを決めます

準備はまだまだ続きます 実験の前にパラメータなどの細部の調整をします。 もっと粗くしてもよかったり、逆にもっと細かくするべきパラーメタを確認します。 おおまかな内容 今日はフーリエ変換の窓のサイズと波形の端っこのフーリエ変換をどうやるか考察し…

計算機音楽の自由研究(準備:その1)~実験のデザインをします

神様でも冷やし中華でもなく自由研究はじめました 今年の自由研究は冬眠後忘れた言葉や記憶を思い出すための準備期間としてなかなか始動していませんでした。寒さが薄れるにつれ、ようやく体調も安定してきましたので、ことしも自由研究を始動します。Python…

初心にかえる

計算機音楽のカテゴリ 「計算機音楽」はボクが検索するせいだとも思いますが、グーグルで「けいさんきお」とまで入れると「計算機音楽」が選択肢に現れるようになりました。 これは『「計算機音楽」というカテゴリが形成された。』と言ってもいいのではない…

自由研究の準備(その11)Pythonで音をフーリエ変換(FFT)して分析します

はじめに さて、自由研究の素材を「画像:MNIST」から「音:Sound」に変更すると宣言してから幾年月。ようやく大詰めを迎えました。いよいよ大御所にしてラスボス「フーリエ変換」FFTの登場です。前回のlibrosaでも内部的には大活躍でしたが、直接対決です。 …

自由研究の準備(その10)pythonライブラリのlibrosaで音楽を解析します

はじめに LibROSAとは、音楽やオーディオ解析/分析のためのpythonパッケージです。 Brian McFee氏らにより開発され、現在も頻繁に改良されています。(2016/09時点の登録バージョンはpypi,Anaconda Cloudともに0.4.3)開発者本人による説明(scipy2015での発表y…

自由研究の準備(その9)PythonでのMIDI操作(SMF編)

おおまかな内容 pythonでSMF(Standard MIDI File)を扱うライブラリを確認します。python-midiとpretty-midiを両方入れるのがトレンドのようです。pretty-midiはpython-midiに依存していますのでpretty-midiだけ入れて使うことはできません。 Midi系ライブラ…

自由研究の準備(番外2)~ubuntuで音を鳴らそうザオラル!~

はじめに 神殿にて、壮絶な戦いをくりひろげた瀕死のパーティ。もうだめなのか?ボクのレベルでは使える呪文はこれが精いっぱいだ。はたして生きてここを出られるのか?「その御名において生命の炎尽きたる [この者]の身に魂を甦らせたまえ ザオラル!」こう…

自由研究の準備(番外)~ubuntuで音を鳴らそうなんまいだ~

言い訳 そのいちーっ!! pretty-midiインストールして実行したらへんなエラー出まくりーっ!!Windowsでシーケンサオブジェクト動かなくて、それならOSとっかえでubuntuいれるべ、とインストールしたら、すんなりはいるも、QUAD-CAPTER認識してくれず、いろ…

自由研究の準備(その7)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編2)

おおまかな内容 引き続き、MIDIのリアルタイム操作に関連することを確認します。今回もpygame.midiを使います。 (これは画像サンプルです。ページの下にある埋め込みがこのように表示されていれば再生ができます) なぜやるのか・どうなると思うか 和音やベ…

自由研究の準備(その6)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編)

おおまかな内容 PythonでリアルタイムにMIDIの操作が、どのようにできるか確認します。pygame.midiを使います。 なぜやるのか・どうなると思うか サウンドの次は音列の実験をするつもりです。せっかくなので外部のMIDI機器も操作できるようにしておこうと思…

自由研究の準備(その5)Pythonでのサウンド操作の確認

おおまかな内容 実験(その7)までの振り返りの結果、素材を「サウンド」にします。 自己符号化器の入力と出力をサウンドにするにあたり、Pythonでサウンドを操作する方法を確認しました。 なぜやるのか・どうなると思うか これができないと実験になりませ…

計算機音楽~機械学習で「音楽」を学習します~

計算機音楽のススメ このブログでの研究の本当の目的は『機械学習で「音楽」を学習させ、音楽の分析や作曲や演奏』をさせることです。単に従来の曲の模倣でなく、いままで聞いたことがないような音楽ができたらいいなと思っています。とはいえ、「現代音楽」…