クーの自由研究

かえるのクーが素朴な疑問を実験して報告します。

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.4)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(開き直り編)

これまでのおはなし 危機に関する一般への情報開示はきわめてゆるやかに、そしてすこしづつ行われたので、蛙社会的パニックは発生しなかった。一部学生が「我々はだまって茹でられるつもりはない!」と大規模なデモを行ったが、冷気放射器によって強制冬眠さ…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.3)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(ど根性編)

これまでのあらすじ 北の方角から星間弾道遊星の攻撃をうけた赤丸星の科学者は、その制御技術向上により命中精度が各段に進歩していることに愕然とする。このままでは赤丸星の住人、すなわち蛙類はあと1か月で滅亡するという高精度の予測が提示された。別の…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.2)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(実践編)

はじめに 機械学習用のサウンドデータベースについては、「音の機械学習」に興味のある方に使ってもらえるレベルのもの(汎用性がある。統計的にもそこそこ多い要素数といえる。)を目指そうと思っていました。考え方を改め、「汎用性のあるサウンドデータベ…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9.1)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(特別編)

はじめに 連投はやっぱり無理です。ごめんなさい。 (6月末まで反省キャンペーン中です。内容を順次リファインします。) サウンドデータベーステストサンプルです 準備:その2.9で結合した機械学習用の音です。聞くと、結合されただけでありがたみはあり…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.9)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(発動編)

はじめに ファイルの結合ができたのでタグ情報を付加してみます。前回「結合編」と付けましたが、今回も続きのためXX編にしようと思いました。いいのが思いつかないので助手に意見を求めたところ「発動編がいいのでは?」「最初のは接触編にしたほうがよか…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.8)~機械学習用サウンドデータベースをつくる(結合編)

はじめに 今年は春のけだるさ病*1にはかからなかったようです。熱中できることを持つことは素晴らしいと感じました。 (準備:その2.6)で、一連の音の作成(たとえばあるVSTi音源のMIDIノート21~108の音)までは、設定して実行すれば簡単に行えるように…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.7)~wavファイルのフォーマットを勉強する

はじめに 今回は(機械学習向けの音のデータベースとして使用する予定の)、wavファイルへの波形情報以外の情報の持たせ方と、Pythonでの波形情報以外の取得方法について確認します。準備が進まず、実験にまだまだはいれません。準備ブログについて、亀の歩…

古き良き時代を思うようなお年頃になりました(助手)

あのころはよかった Kooはがんばってプログラムをしているようですが、いっこうに進まず記事がかけないので、「なんか書いて!」と「命令」がありました。 Kooの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)でございます。前回書いた記事が裏目にでて書くことに…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.6)~サウンド学習実験用のデータベースを考える

実験用のデータについて MNIST*1の楽器版のような機械学習用の(音の)データセットを探しているのですが、ボクの実験に適したモノは見当たりませんでした。MNISTの音版/楽器版データベースは誰もが作ろうと思うはずで、どこかに必ずあるはずですが、見つかり…

新緑がまぶしい季節となりました。安全運転をよろしくお願いします。(助手)

おひさしぶりです 放牧中で行方不明ではと噂されていた、かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)でございます。 クーがほぼ完全復帰した今、わたくしの出番はないのですが、おもいのほか几帳面であるクーに、皆さまにご挨拶もうしあげるよう…

計算機音楽の自由研究(準備:その2.5)~改めて音を情報として扱う基礎を復習する

はじめに サウンドを本格的に扱うにあたり、基礎知識を整理雑記します。いろんな本を読みましたが、単なる備忘録でおもいつきの羅列のため、正しい理解に興味のある方はリンクの方を参照ください。(本当は実験をしてないのでネタがないだけです。穴埋めのた…

計算機音楽の自由研究(準備:その2)~フーリエ変換の窓サイズを決めます

準備はまだまだ続きます 実験の前にパラメータなどの細部の調整をします。 もっと粗くしてもよかったり、逆にもっと細かくするべきパラーメタを確認します。 おおまかな内容 今日はフーリエ変換の窓のサイズと波形の端っこのフーリエ変換をどうやるか考察し…

計算機音楽の自由研究(準備:その1)~実験のデザインをします

神様でも冷やし中華でもなく自由研究はじめました 今年の自由研究は冬眠後忘れた言葉や記憶を思い出すための準備期間としてなかなか始動していませんでした。寒さが薄れるにつれ、ようやく体調も安定してきましたので、ことしも自由研究を始動します。Python…

妄想は孟宗竹のように茂るも、そうだっけ?タケノコまだ?

今年の方向性を模索中 サウンドの解析を軸にする方針はゆるがないのですが、「自己符号化器」部分の実験の方向性の案を考え中です。 わたしはワタシのそっくりさん。 あなたもワタシとよく似てる。 おとなりさん、なかよくしましょ、そうしましょ。 3章 基本…

初心にかえる

計算機音楽のカテゴリ 「計算機音楽」はボクが検索するせいだとも思いますが、グーグルで「けいさんきお」とまで入れると「計算機音楽」が選択肢に現れるようになりました。 これは『「計算機音楽」というカテゴリが形成された。』と言ってもいいのではない…

人類のみなさん ボクと競争しようよ

挑戦状 ボクは(自称)「かえるのクー」といいます。 機械学習を勉強中です。 人工知能開発に至る24年計画(別名:死の池もんじゃ文書)の今年は2年目にあたります。 何事にもライバルは必要だと思います。 そこで、人類のみなさん、僕と「(強い)人工知…

るりいろのへやへようこそ

はじめまして 井戸中 芽守(いとなか めもる)といいます。 本名ではありませんが、そのまま「メモル」とよばれています。 最初はフィシのことだとおもったら違いました。 フィシではなく メモルでした アキラくんから言われた、むちゃ振りの曲演奏の作成に…

自己符号化器の実験まとめ

改めまして おはようございます 冬眠から目覚めた後、ようやく精神も安定して定着し、体のコントロールもできるようになってきました。昨年のことは、まだよく思い出せないことがあるのですが、そんなとき「ブログ」はたいへん有用でした。やっていてよかっ…

КУクー空

쿠КЮ喰 クー空九喰Куوک 灸КЮキュー急 លោកகூسے ク- Koo Wells (助手の聖が追記) お詫びと挨拶翻訳 申訳ございません。昨年のことや、日本語を忘れたようです。 なんとなく雰囲気で翻訳を試みます。(想像を含みます) ------------------------------------…

実験:プロジェクトメンバーは困ったときは助けてくれるのか?

はじめに 急にとっても忙しくなった、クーの助手の「井戸中 聖(イトナカ アキラ)」:(A8-A17)担当です。 (画像はフリー素材のアップから拝借しました。どうも有難うございます) 巡音ルカさんとMEIKOさんむけには伴奏付にしてYoutubeにアップしてしまいま…

星なき厳粛なる暗黒、もしくは深淵たる夜の中に

ジョン・ウエットン氏(John Wetton)が1/31に逝去されました。 絶望的な歌詞の中で、哀愁の中の温かみのある声のToneが希望を導きました。 冷徹なギタートーンと対峙するベースフレーズが印象的でした。 心よりご冥福をお祈りいたします。 Rest in Peace John…

MEIKOさんが日本語のロック [宇宙からの色] を歌ってみた

はじめに 柵の外は草一つ生えていない荒野であると悟りつつあるクーの助手の「イトナカ アキラ」です。 前回MEIKOさんに歌ってもらえなかったので、今回はMEIKOさんメインで歌ってもらいます。 概要 ボーカロイド(巡音ルカとMEIKO)のお試し期間のが過ぎた…

巡音ルカさんがアニメソングを「歌ってみた」

はじめに カエルのクーの助手ですが、現在放牧中のボカロ井戸厨「井戸中 聖」(いとなか あきら)です。 研究を忘れと称し、ボカロの試用版で遊ぶの技術的確認をします。 概要 天使の歌声の研究(その6)になるのかもしれません。 カラオケにあわせてうたう…

ボーカロイドの巡音ルカさんとMEIKOさんにチャレンジします

はじめに クーの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)でございます。 実質的に天使の歌声の研究(その5)です。 今日からしばらく巡音ルカさんとご一緒します。 PPAP! = Please let me Produce Angel's-Phonic ! project 概要 気になっていた巡音ルカさ…

初音ミクさんに英語の歌を声のトーンに気を付けて歌ってもらいました

はじめに お正月番組もまったく見ずに、ボーカロ井戸の研究にいそしんでおります、かえるのクーの助手こと「井戸中 聖」(いとなかあきら)でございます。 概要 天使の歌声の研究(その4)に相当します。 PPAP! = Please let me Produce Angel's-Phonic ! p…

初音ミクさんに英語の発音とイントネーションにこだわって歌ってもらいました

はじめに 新年あけましておめでとうございます。クーの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)でござます。冬眠中のクーに代わりまして、新年のご挨拶を申し上げます。 今年もよろしくお願いいたします。 おおまかな内容 天使の歌声の研究(その3)に相当…

初音ミク ENGLISH / 英語で歌う歌姫の入力操作方法(お願いのしかた)

はじめに クーの助手で最近ブログを書く楽しさが少しだけ分かってきた「井戸中 聖」(いとなか あきら)でございます。 実質、天使の歌声の研究(その2)に相当します。 データのセーブミスでデータがなくなったため、(その1)で作成したサンプルのさらな…

天使の歌声の研究(その1)初音ミク(英語お試し版)を使ってみました

はじめに クーの助手ですが、クーが冬眠中なのでお気楽な「井戸中 聖(いとなか あきら)」です。 初音ミクの試用版・体験版の英語 / ENGLISH版をダウンロードしてやってみました。 PPAP! = Please let me Produce Angel's-Phonic ! project 英語版の体験版…

新プロジェクト「PPAP」始動!

はじめに クーの助手の「井戸中 聖(いとなか あきら)」でございます。 今月は1つ記事を書いたので、わたくしのノルマは達成したのですが、それだけではわたくしの「聖めの館」コーナーの存在意義があまりにもないので、長い目でみて書いていけるテーマを…

それでもクローソーが紡ぎ、ラキシスが割り当て、アトロポスが切る

はじめに クーの助手をしております「井戸中 聖」(いとなか あきら)でございます。 ブログ「 聖めの館」を書きます。 今月の記事 クーが冬眠のおりに、毎月なにかひとつ記事を書くようにいわれているのですが、とても残念なことがあったので、それを書きま…

自己紹介にかえて

はじめに あたらめまして。「井戸中 聖(いとなか あきら)」と申します。 かえるのクーの助手をしております。冬眠中のクーのブログの保守をします。 自己紹介の目的 理解いただきたいという意図というより、このブログ(わたくし記載部分=当「聖めの館」)…

はじめまして

はじめまして! (自称)にんげんの「井戸中 聖(いとなか あきら)」と申します。 よく間違われるのですが、「いどなか」ではなく「いとなか」でございます。 深い井戸のある家に住んでおります。 外からは一見廃屋のように見えますが、中は舶来の家具を基…

冬眠前のご挨拶にかえて

はじめに 「葉っぱの上にも3ヶ月」ですが、3ヶ月目に大きな壁があり、結局乗り越えられませんでした。今年の活動は中途半端な状態の実験もありますが、そろそろおしまいです。 今まで読んでいただいた皆さま、どうも有難うございました。 動機・息切れ 冬…

ブログをはじめて3ヶ月がたちました

はじめに 7月18日にブログを始めたので、もう3ヶ月も経ちました。3ヶ月を過ぎ壁にぶちあったっています。リフレッシュします。 おおまかな内容 壁は3つあります。 1.ボクが忙しいこと 夏は暇だけど、秋は忙しい。冬支度でとってもいそがしいのです。 2…

自己符号化器の自由研究(その10)スパース正則化してみます。

はじめに 自己符号化器(AutoEncoder)にスパース項を導入して、スパース正則化を行ってみます。 おおまかな内容 スパース正則化とは、訓練サンプルをより少ないユニット(:ニューロン:当ブログではノード)で再現できるようにパラメータを決定していくこと…

自己符号化器の自由研究(その9)学習率を学習途中に変化させてみます

はじめに 自己符号化器(AutoEncoder)の学習中にハイパーパラメータである「学習率」を変えて学習結果がどのように変化するのか実験します。 実はAdamという勾配降下法の最適化アルゴリズムを実装していました。ボク的にはちゃんと作っているつもりで、「それ…

自己符号化器の自由研究(その8)バイアスbの学習率を独立させてみます

はじめに 最近、ゲームもそんなにしてないし、アニメもあまりみてません。「ボクもおとなになりました。」ではなく、思いのほかブログを書くのは時間がかかります。他の遊べる時間がないのです。この2ヶ月ほ思い返すとほとんどブログばっかりやってた気がし…

自由研究の準備(その11)Pythonで音をフーリエ変換(FFT)して分析します

はじめに さて、自由研究の素材を「画像:MNIST」から「音:Sound」に変更すると宣言してから幾年月。ようやく大詰めを迎えました。いよいよ大御所にしてラスボス「フーリエ変換」FFTの登場です。前回のlibrosaでも内部的には大活躍でしたが、直接対決です。 …

自由研究の準備(その10)pythonライブラリのlibrosaで音楽を解析します

はじめに LibROSAとは、音楽やオーディオ解析/分析のためのpythonパッケージです。 Brian McFee氏らにより開発され、現在も頻繁に改良されています。(2016/09時点の登録バージョンはpypi,Anaconda Cloudともに0.4.3)開発者本人による説明(scipy2015での発表y…

自由研究の準備(その9)PythonでのMIDI操作(SMF編)

おおまかな内容 pythonでSMF(Standard MIDI File)を扱うライブラリを確認します。python-midiとpretty-midiを両方入れるのがトレンドのようです。pretty-midiはpython-midiに依存していますのでpretty-midiだけ入れて使うことはできません。 Midi系ライブラ…

自由研究の準備(番外2)~ubuntuで音を鳴らそうザオラル!~

はじめに 神殿にて、壮絶な戦いをくりひろげた瀕死のパーティ。もうだめなのか?ボクのレベルでは使える呪文はこれが精いっぱいだ。はたして生きてここを出られるのか?「その御名において生命の炎尽きたる [この者]の身に魂を甦らせたまえ ザオラル!」こう…

自由研究の準備(その8)GitHubにAutoEncoderの実装コードをアップしました

おおまかな内容 GitHubにアカウントを取得し、当ブログで実験している最新の自己符号化器(AutoEncoder)のソースコード(Pythonで実装)をアップしました。今後は皆さまとおなじようにGitHubでソースを管理していきます。赤面するような継ぎはぎプログラムで…

自由研究の準備(番外)~ubuntuで音を鳴らそうなんまいだ~

言い訳 そのいちーっ!! pretty-midiインストールして実行したらへんなエラー出まくりーっ!!Windowsでシーケンサオブジェクト動かなくて、それならOSとっかえでubuntuいれるべ、とインストールしたら、すんなりはいるも、QUAD-CAPTER認識してくれず、いろ…

自由研究の準備(その7)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編2)

おおまかな内容 引き続き、MIDIのリアルタイム操作に関連することを確認します。今回もpygame.midiを使います。 (これは画像サンプルです。ページの下にある埋め込みがこのように表示されていれば再生ができます) なぜやるのか・どうなると思うか 和音やベ…

自由研究の準備(その6)PythonでのMIDI操作(リアルタイム編)

おおまかな内容 PythonでリアルタイムにMIDIの操作が、どのようにできるか確認します。pygame.midiを使います。 なぜやるのか・どうなると思うか サウンドの次は音列の実験をするつもりです。せっかくなので外部のMIDI機器も操作できるようにしておこうと思…

自由研究の準備(その5)Pythonでのサウンド操作の確認

おおまかな内容 実験(その7)までの振り返りの結果、素材を「サウンド」にします。 自己符号化器の入力と出力をサウンドにするにあたり、Pythonでサウンドを操作する方法を確認しました。 なぜやるのか・どうなると思うか これができないと実験になりませ…

自己符号化器の自由研究(その7)位置正規化を学習してみます

おおまかな内容 ランダムな位置に配置した文字を中央に再現(デコード)するように学習させて、再現が問題なくできるかを確認しました。そのときに必要な資源についてもおおよその確認をしました。 なぜやるのか 汎用的に位置やサイズを正規化するような学習…

計算機音楽~機械学習で「音楽」を学習します~

計算機音楽のススメ このブログでの研究の本当の目的は『機械学習で「音楽」を学習させ、音楽の分析や作曲や演奏』をさせることです。単に従来の曲の模倣でなく、いままで聞いたことがないような音楽ができたらいいなと思っています。とはいえ、「現代音楽」…

自己符号化器の自由研究(その6)画像変換(回転)を学習できる?

おおまかな内容 前回にひき続き、元画像に対して変換をかけたものを学習できるか実験します。 インプットは元画像ですが、アウトプットが回転になるよう学習させた結果がうまくエンコード・デコードできるかを実験します。 なぜやるのか・どうなると思うか …

自己符号化器の自由研究(その5) 重み共有の呪縛から解放する

おおまかな内容 「そうよ。あれは『効率化のための転置行列』ではないの。『AutoEncoder』本来の力を私たちが押さえ込む為の拘束具なの。」「その呪縛が今自らの力で解かれていく。私たちにはもう『AutoEncoder』を止めることはできないの。」(ということで…